なぜ長年取れない痛みが改善するのか！

長年、痛みや症状が取れなくて悩まされていて治療などもしてきた方も多いと思います。

しかし、あまり改善されなかった経験もあるかと思います。

それは、痛みや症状の出ている所は、あくまでも『結果』でしかないからです。

結果となった部位だけを治療しても対処療法で終わってしまっている可能性がある為、その直後は良くても「時間が経つと症状が戻る」といった繰り返しとなってしまいます。

その痛みや症状が出るまでには『過程』があり、結果の所だけを治療しても治療効果は長続きしません。

（スポーツなどでぶつかった所の組織を痛めた！などの外傷は例外ですが）

人間の身体は、歩いたり、物を持ったりなど、どの動きをするにしても複数の部位が連動し合っている事で「細かい動き」「複雑な動き」「スムーズな動き」などが可能となっています。

又、立っているだけでも姿勢を保つため、バランスをとるために色々な筋肉が動員しています。

無意識ではありますが、皆様の身体はこのように「中枢から末端へ」「末端から中枢へ」と運動連鎖により動きが成り立っています。

輪っかがいくつも連なっている鎖も、端を捻じると隣接している輪っかも次々と捻じれていき、鎖全体が捻じれます。

身体も同じで、例えば

『つま先が内側を向く→膝も内側を向く→股関節も内側に捻じれる→骨盤も内巻きになり前傾→反り腰となり腰痛』

このように1ヶ所がズレる事で、隣接した部位も次々とズレていき、最終的に一番負担のかかっている部位に痛み・症状が出ます。

この例えの場合、腰だけを治療しても、つま先が内側を向く事が改善しないと再発する可能性が高まります。

よって、患部とは離れた部位が根本的な原因となっている事が多いのです。

ズレは、拮抗する「筋柔軟性のバランスの偏り」「筋力バランスの偏り」などから生じます。

このような全体的なバランスを整えることも、根本的な改善と再発予防の身体造りとなります。

これらの事から、当院では痛み・症状が出ている患部の治療に加え、痛みの過程である部位にも施術、トレーニングを行い根本的な原因にもアプローチしていく為、長年取れなかった痛みが改善していきます。又、その後の定期的なメンテナンスをすることでバランスの整った身体を維持し、再発予防にも努めます。